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【人工知能は人間を超えるか ディープラーニングの先にあるもの】を読んだ

人工知能関連の書籍の中で、評価も高くおそらく広く読まれている本。

第一次AIブームから、現在の第三次AIブームまでの流れを、それぞれの世代でできたことできなかったことを書きつつ、ディープラーニングを筆頭とする現在のAI関連の技術が、一つのブレークスルーであることを書いている。

その上で、これからの未来の話に触れ、例えば「自分のしごとはこれからどうなる?」的な、世の中でよく議論される疑問点に答えていく。

正直、めちゃくちゃ分かりやすかった。 いや、ディープラーニングなんておそらく超絶難しい世界なんだけど、ディープラーニングがすごいと言われる背景から説明され、で身近な例を駆使して「ディープラーニングとは?」を語り、最後に「ディープラーニングってこんなものだから、こういうことはできて、こういうことはできない(難しい)。だから世の中で巻き起こっている議論のうち、これは正しくて、これはそこまでただしくない」 というところまで到達する。

プレゼンのときなんかに、相手を理解させた気にさせるのが大事なんだと言われたけど、まさに。 読み終わったときに、おそらく著者が設定したであろう、この本で理解させたいところまで、ピッと線がつながった感覚を覚えた。

ディープラーニングとか機械学習とか、もっと知りたくなってきた。

そんな感じです。